2025年度本大会・人権こども塾第7講

7月20日(日)、鳴門市人権福祉センターで、30年目の「人権を語り合う中学生交流集会+'25」グランドフィナーレが開催されました。

参加校数は16。中高生54名、おとな44名、計98名による大会となりました。

その詳細ついては、後日仕上がってくる報告書を見ていただくとして、今は本大会当日の様子を画像を通して感じていただければと思います。

【開会行事】実行委員長代表あいさつ、賞状授与、参加校紹介

【講演会・全体会午前の部】

講演会の冒頭、狭山事件や3月11日にご逝去された石川一雄さんについて紹介し、全員で黙とうをしました。そして、15分間の追悼動画。観るたびに、何度でも思いが込みあげます。

そして、パネリストからのお話。

あっちゃんから  血、献血について、自身が患った川崎病について

あすかさんから  個性についての悩ましい思い、絆ややさしさも個性の一つ

みおさんから  両親のこと、ハンセン病のこと、コロナ禍の父の入院、無知の恥、自分事に

これらお話に、OBが応えます。また我が子が、自分が川崎病だったと明らかにする発言が飛び出します。

【全体会午後の部Ⅰ】

昼食休憩のあと、3本の人権意見発表「無関心が奪うもの」「性の多様性~LGBTQ+から考える~」「語り続ける」。

そして意見交換、LGBTQ+、いじめ、排除、語ること、死刑制度、外国人、障がい、投票、無関心、名前……

実に多岐にわたる人権課題が出てきました。

【全体会午後の部Ⅱ】

小休止のあと、3本の人権意見発表「人権を語り合う中学生交流集会を通して」「どんな人にも優しい社会」「祖父と歩んだ時間」。

そしていよいよラストの意見交換、ヤングケアラー、献血に行こうと気持ちが変容した、祖父母への思い、自分もしゃべる人、考える大切さ、祖父母に電話をする、「いじめはなくならない」と言う人がいるからなくならない、がんばりすぎは自分が壊れる、みんなまた会おう……

この続きと詳しい内容は、報告書で。。。

【閉会行事】実行委員長あいさつ、団結ガンバロウ!

ガンバロウを言い終えたあとの表情がなんとも……。

帰る前に、早くも感想を届けてくださった方がいました。

「今回で最後となる中学生交流集会、本当に寂しい思いです。この交流集会や全体学習のおかげで私の人権学習は変わりました。語り合う人権学習を実践することで生徒の表情は変わりました。そしてポツリポツリと語り始める心の声こそが、お互いの考えや思いを変えてくれることを実感しました。「きっとこの自分の思いを分かってくれる人はいる」という思いで自分を語ることで、語った人もそれを聞いた人の心も救われていく、そして互いに幸せに近づいていきました。そんなことを教えてくれた中学生交流集会に心から感謝しています。交流集会は終わっても、人権学習への思いのある先生方、そして生徒の皆さんの活動は、きっと別の形で実現していくと思います。今日、徳島に来て、みなさんの言葉を聞いて、心が温まりました。本当にありがとうございました。」

非常に重要なことをまとめ書きしてくれました。人が変わる人権学習じゃないと!

そのためにはやはり、自分たちで「語り合う」ことです。だからそして、人はつながれるのです。認め合えるのです。互いが救われていくのです。みんなが幸せを感じられるのです。

しゃべれた人もいれば、しゃべれなかった人もいます。でも、そこで聞いてくれる人がいるから、しゃべる意味ができるのです。そしてつながっていくのです。それでいいんです。

最後に。熱と光。熱とは?光とは? 光は…希望、熱は…思い。

いくらAIが発達しようとも、人の世がある限り、やはり大切で必要なのは「熱」、つまり「思い」でないかと思います。やはりそれを感じた最後でした。

「人の世に熱あれ 人間に光あれ」

30年で幕は下ろしますが、この「熱」を知る者がいつか、どこかで、形を変えて、「人の世」を再興してくれることを信じたいと思います。

みなさん、本当にありがとうございました。中高生のみなさん、サイコーでした!

2025人権こども塾4期第7講人権を語り合う中学生交流集会+'25参加者感想